谷保天満宮(国立市谷保)は7月から、「御朱印帳」を作成し授与品として展開を始めた。
御朱印帳とは、神社や寺で神社の職員や僧侶、神職などが押印する御朱印を収集するもの。同天満宮では今回初めて御朱印帳を作成した。表紙デザインは梅の花があしらわれ、青い空をイメージする水色がほどこされたパステル調にした。
「これまでの御朱印帳は年配の方が持つイメージが、デザインも紫色や紺色をベースとした比較的シンプルなデザインのものが多かった。今回は若い女性にも親しんでいただきたいと考え、明るいイメージがもてるデザインで展開することにした」(同天満宮権禰宜の菊池さん)。
授与品として用意してから半月ほどが経過したが、「評判は上々」(同)だという。「御朱印帳は御朱印を集めて神棚や仏壇にお供えするという方が多いと思うが、旅の記録として旅先で訪れた神社や寺などの御朱印を集める若い人も増えていると聞く。そうした方々にお求めいただければ」(同)とも。
同御朱印帳の初穂料は1,000円。