日野市民会館(日野市神明1)で3月13日・14日、慶応義塾大学ダンスサークル「Dancing Crew JADE」が定期公演を行う。
同サークルは今年で創部19年目。現在約170人の部員で構成されており、ヒップホップからジャズまで、さまざまなダンスに熱心に取り組む。ダンス番組「スーパーチャンプル」(日本テレビ系中京テレビ制作)などにも出演。「学生レベルを超えたダンス公演を作り上げることを目標としており、学年を超えた仲間とともにこの公演の成功を目指し日々練習に励んでいる」(同サークル広報担当の島田さん)という。
定期公演は今年で18回目。毎年テーマを設け、ストーリーに沿ったダンスを通じてメッセージを発信している。今年のテーマは「KEY(鍵)」。何でも開けられる鍵屋と閉ざされた世界に住む少年の物語を展開する。島田さんは「わたしたちの目の前に立ちはだかる扉を開いて新たな世界へと導いてくれる鍵は必ずある――というわたしたちの願いを込めたストーリーになっている。明るい未来を見いだせないこの時代に、この公演を通じて何らかの希望や新たな未来への第一歩を踏み出す勇気を少しでも与えられたら」と話す。
「来場者数も年々増えており、昨年は約3,000人ものお客さまにお越しいただいた。ダンスをしている方はもちろん、これまでダンスに興味のなかった方、学生のころの純粋でひたむきな情熱をもう一度味わいたい方など、さまざまな方にお楽しみいただける内容になっている」とも。
開演は、13日=14時・18時、14日=13時。前売り券=2,000円、当日券=2500円。チケットぴあ、同サークル公式サイトで発売している。