国分寺・ひかりプラザの新幹線車両を塗り替え-リニューアルイベントも

今回塗り替え作業を行う新幹線の車体

今回塗り替え作業を行う新幹線の車体

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 ひかりプラザ(国分寺市光町1、TEL 042-573-4370)の新幹線車両(新幹線資料館)の塗装塗り替え作業が3月1日、完了した。

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 新幹線資料館新幹線試験電車951-1形は、1991年12月7日に鉄道総合技術研究所(光町2)から国分寺市に無償譲渡されたもの。この車両は、1969(昭和44)年に製造され、1972(昭和47)年に開通前の山陽新幹線新神戸から西明石間で286キロという当時の世界記録スピードを出した記念すべき車両(全長25.1メートル・高さ4.0メートル・幅3.4メートル・重量60トン)。現在は、運転席や座席を残しつつ、新幹線発展の歴史をパネル・模型・ビデオなどで紹介できるように車内を改修し、新幹線資料館として開設している。

 今回の塗装作業は、前回の塗り替えより約5年が経過し、塗装のはく離が目立つようになったことから1月22日より行われていた。今月13日にはリニューアルイベントを開催し、新幹線や鉄道に関する資料の展示、車両へのペンキ塗り(幼児~小学生対象)、お絵かきコンテスト、マジックショー、紙飛行機大会等のアトラクションなどを行う予定。

 同市教育委員会教育部社会教育・スポーツ振興課の担当者は「生まれ変わった車両を外から見ていただくだけでなく、リニューアルイベントにはぜひ親子連れで参加していただきたい」と話す。

 開館時間は9時~17時。第2・4月曜休館。13日のイベント開催時間は13時~16時。雨天の場合、塗装作業は中止。参加無料。

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