立川市は9月15日から、多摩モノレール高松駅を起点としたレンタサイクル事業の社会実験を始める。
同市は、第2次自転車総合計画の下、自転車の特長を生かしたまちづくりに取り組み、自転車利用の促進や適正利用に向けた仕組みづくりなどを総合的に行っている。今回は、同計画の一環で本格的にレンタルサイクルを導入する前の社会実験として実施することになった。
高松駅西側の自転車置き場内にレンタサイクルポートを設置。20台の自転車を常備する予定。原則はレンタサイクルポートから目的地への往復のみ利用可能で、通学や通勤には利用できない。
交通対策課交通対策係の荒井さんは「期間中は、アンケートなどを行ってレンタサイクルの利用状況の把握に努め、今後のレンタサイクル事業の可能性について研究を進める。高松駅は、5月に移転した立川市役所、東京地方裁判所や家庭裁判所、国立極地研究所などの最寄り駅。こういった施設を利用する際にぜひレンタサイクルを活用してほしい」と話す。
利用時間は9時~16時。月曜~金曜(祝日は除く)。夜間は利用不可。料金無料。