「ピースウィークinくにたち」は9月18日から、「まちじゅうが映画館」と題した平和映画祭を国立市内で開催する。
「平和をわたしたちの手で!」をテーマに、2005年春にスタートした「ピースウィークinくにたち」。その後、「格差社会」や「環境」をテーマにイベントを開いてきた。「2年ぶり4回目となる今回は、映像を通じて広い意味での『平和』を考えようと企画した」(同実行委員会の重松さん)という。
くにたち福祉会館、くにたち市民芸術小ホール、一橋大学などで、「ミツバチの羽音と地球の回転」「ヒバクシャとボクの旅」「不確かなメロディー」など全9作品を上映するほか、市内各所で賛同団体や協賛店によるイベント企画を予定する。
重松さんは「いろんなテーマの映画を一挙に上映するので、興味を持った映画から他の映画にはしごしたり、各団体の多彩な参加企画に参加したりしてほしい。平和イベントというと敷居が高いと思ってしまう方にこそ、気軽に参加していただければ」と話す。「市内の平和・人権活動にかかわる市民の間での相互交流の場にもしたい」とも。
各会場の映画の上映スケジュールは、ホームページや市内各所で配布されているリーフレットで確認できる。9月26日まで。そのほかの企画は11月7日まで、市内各所で展開する。