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立川の書店で翻訳家2人がトーク-リディア・デイヴィス新作刊行記念で

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 オリオン書房ノルテ店(立川市曙町2、TEL042-522-1231)は12月19日、翻訳家の岸本佐知子さんと都甲幸治さんによるトークイベントを開催する。

 岸本さんの訳書は、N・ベイカー「中二階」、S・ミルハウザー「エドウィン・マルハウス」、J・ウィンターソン「灯台守の話」、T・ジョーンズ「拳闘士の休息」、J・バドニッツ「空中スキップ」、M・ジュライ「いちばんここに似合う人」ほか多数。都甲さんは翻訳家で早稲田大学文学学術院准教授。訳書にS・フィッツジェラルド 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」、DBCピエール「ヴァーノン・ゴッド・リトル 死をめぐる21世紀の喜劇」、C・ブコウスキー「勝手に生きろ!」、J・アーヴィング「未亡人の一年」などがある。

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 今回は、岸本さんが翻訳を手がけたリディア・デイヴィス「話の終わり」の刊行を記念したもの。岸本さんは、同書のあとがきで「リディア・デイヴィスの書く文章は、そっけないほどに無駄がなく、淡々として無機質ですらある。思考がそのまま結晶したような硬質で純度の高い言葉が、どこまでも均一に並んでいる。それでいて彼女の文章はとても音楽的で、強く五感に訴えてくる」と評している。

 同店担当の堤さんは「リディア・デイヴィスは『アメリカ文学の静かな巨人』と称されており、代表作『ほとんど記憶のない女』で衝撃を受けた読者も多いはず。ファン待望の長編である新作を訳した岸本さんと同じく翻訳家として活躍されている都甲さんとのトークイベントはまたとない機会。ぜひ多くの方にお越しいただければ」と話す。

 開催は16時~。入場料は500円(事前予約制)。予約は店頭・電話で受け付けている。