「多文化共生ネットワークたま」は3月19日・26日、国分寺市と小平市で「多文化ママカフェ」を開催する。
同団体は今年1月に発足。国分寺市と小平市に在住する日本人と韓国人と中国人の女性が中心メンバーになっている。「多国籍・多文化・多言語の人々が、地域の中でともに暮らし、働き、遊ぶ社会を目指している。日本人が助けて、外国人が助けてもらうという関係ではなく、地域の中でともに働ける場作りをしたいと考えている」と話すのは代表の小野さん。
同企画は今回で2回目。ママカフェ開催のきっかけについて、「団体を立ち上げて活動を始めるにあたって、まずは地域の外国人とつながり、生の声を聞きたいと思った」と小野さん。「韓国人と中国人のメンバーが『日本人の友達を作るのがとても難しい』と言っていたこともあり、手作りのお菓子やコーヒーを飲みながら、リラックスしてママ同士おしゃべりできる空間を作ろうと企画した」。今回のママカフェには現在、日本を含め4カ国の子育て中の外国人が参加予定だという。
「地域にあまり友達や相談できる人がいない子育て中の外国人ママに来ていただきたいのはもちろんだが、ちょっとおしゃべりをしたい、あるいは子育て情報が欲しい、という外国人ママや、外国人ママと友達になりたい日本人ママも大歓迎」と小野さん。「ただ、外国人の方はチラシを見ただけで、一人で参加するのはとても勇気がいることなので、少しずつ口コミで広がっていけば」とも。
19日の会場は小平市中央公民館(小平市小川町2)。14時~16時。23日の会場は国分寺市本多公民館(国分寺市本多1)。10時~12時。各日共に参加費は300円(お茶・お菓子代含む)。定員は各15組(子ども連れ可能)。今後も毎月第3土曜日に小平で開いていくという。