NPO法人ミュゼダグリ(小金井市前原町3)は6月19日、くりやぶね(本町1)で江戸東京野菜を知る講座「Study & Cafe(スタディー&カフェ)」を開く。
今回で13回目となる同講座。「毎回、江戸東京野菜や農にまつわるさまざまな問題を浮き彫りにし、江戸東京野菜の普及を目指している」と同NPO代表の納所さん。
当日のスタディーでは、「日本の野菜よ、どこへ行く」と題し元JA 全青協理事で東京都都市農業検討委員・JA 東京むさし青壮年部顧問を務める高橋金一さんが日本農業を取り巻く問題について話す。
「高橋さんはニュージーランドや石垣島などを回って、地元生産者とTPP について意見交換していた矢先に東日本大震災があり、いち早く宮城の被災地へ支援物資を送ったり、JAを通じて原発風評被害の農産物の販売などを行ったりした。地震・津波、原発事故、TPPなどの諸問題について縦横無尽に語っていただきたい」
カフェでは、江戸東京野菜料理研究家で野菜ソムリエの酒井文子さんと野菜ソムリエの城ノ戸智美さんが「馬込半白きゅうり」を使ったコース料理を紹介する。
開催時間は10時~14時。参加費は4,500円(料理レシピとお土産付き)。定員15人(先着順)。申し込み方法はホームページで確認できる。