株式会社商船三井（社長：橋本 剛、本社：東京都港区、以下「商船三井」）は10月25日、三井物産株式会社（社長：堀 健一、本社：東京都千代田区、以下「三井物産」）向けの新造LNG船命名式をHanwha Ocean Co., Ltd.（本社：韓国）のコジェ造船所にて行いました。

式典には、三井物産の松井 透 代表取締役専務執行役員をはじめ、多数の関係者が出席し、本船は「MARVEL SWALLOW」（読み: マーベル・スワロー、以下「本船」）（註1）と命名されました。本船は10月28日の竣工後、三井物産との定期用船契約により、日本にてタンク冷却用LNG積み込み後、最初の積み地であるアメリカに向けて航行を開始します。

本船 “MARVEL SWALLOW”


命名式の様子

本船は、2014年および2015年に商船三井が三井物産と契約を締結した新造LNG船3隻に続き2022年に用船契約を締結した4隻目（註2）となります。

また本船は、燃料消費効率を改善した最新型のMAN Energy Solutions社製エンジンを搭載しており、従来のLNG船と比べ環境に配慮した仕様を採用しています。

商船三井は、三井物産とのさらなる関係の深化・発展を図るとともに、「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」に則り環境対応に取り組み、LNG輸送のリーディングカンパニーとして引き続き安全且つ高品質のサービスの提供に積極的に取り組んでいきます。

【「MARVEL SWALLOW」要目】

（註1）三井物産はLNGトレーディング事業に従事する船団に「MARVEL」を共通して採用しており、「SWALLOW」は、三井物産が参画する西豪州North West Shelf LNG プロジェクトに従事した商船三井運航船（のーすうえすとすわろー）に由来し、三井物産と商船三井の長期的な関係を象徴する名前です。
（註2）2022年01月28日付プレスリリース「三井物産と新造LNG船の定期傭船契約を締結」をご参照ください。