一橋大学(国立市中2)兼松講堂で5月5日、同講堂レジデントオーケストラの「国立シンフォニカー」が定期公演を開く。
同大創立135周年と国立移転80周年を記念して組織された同オーケストラ。同大卒業生の宮城敬雄さんが代表兼常任指揮者を務め、東京フィルハーモニー交響楽団の首席奏者18人を中心メンバーに、2007年から活動を開始。「地域住民のために質の高い演奏を低廉な価格で提供すること」で地域文化への貢献を目指す。
4回目となる今回の定期公演では、「ヨーロッパ名曲の旅II」と題して、スメタナ「交響詩『我が祖国』より『モルダウ』」、ドボルザーク「チェロ協奏曲ロ短調作品104」「交響曲第9番ホ短作品95『新世界より』」を披露する。指揮は宮城さん、ゲストにチェロ奏者のマキシミリアン・ホルヌングさんを迎える。
同大広報担当者は「より多くの方に足を運んでいただきたいので、いつもよりチケットの価格を抑えた。プロのオーケストラを地域住民の方に広く楽しんでいただきたい」と話す。
14時15分開場、15時開演。P(プレミア)席=5,000円、S席=4,000円、A席=3,000円、B(学生)席=2,000円。チケットぴあほか、国立市内では国立楽器(東1)、洋菓子・喫茶「白十字」(中1)でも販売する。