一橋大学兼松講堂レジデントオーケストラが初の演奏会

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一橋大学(国立市中2)は10月24日、同学兼松講堂で一橋大学兼松講堂レジデントオーケストラである「国立シンフォニカー」が初の演奏会を開く。

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 同オーケストラは、同大学の創立135周年と国立移転80周年を記念して、同学の卒業生である宮城敬雄さんが代表兼常任指揮者を務め、若手精鋭で組織されるオーケストラ。東京フィルハーモニー交響楽団に在籍するメンバーの首席奏者18人が核となり、2007年よりオーケストラ活動を始めた。月1回の合奏練習を通じて「仕事に流されない真の音楽芸術」を目指す。

 同オーケストラが活動拠点とする兼松講堂の創建は1927(昭和2)年。2004年3月に行われた77年ぶりの大改修の際には、音響設計の専門家の監修で音響的にも配慮された改修が行われたほか、年数回、国内外の一流演奏家らによる本格的なクラシックコンサートが継続的に開催されている。

 6月には、「国立シンフォニカー」が「一橋大学兼松講堂レジデントオーケストラ」として兼松講堂を拠点に活動することについての協定を締結。記念式典を9月25日に行い、その記念事業の一環として同演奏会を開催する。

 今回演奏するのは、ブラームス「大学祝典序曲 op.80」、シューマン「ピアノ協奏曲イ短調 op.54」、ブラームス「交響曲第1番ハ短調 op.68」。指揮は宮城さん、ピアノはオリビエ・トリエンドルさん。同大広報担当者は「宮城さんは、指揮者としてヨーロッパでも注目を集めている。1月から演奏会に向けて練習をしているので、ぜひ多くの人にお聴きただきたい」と話す。

 13時15分開場、14時開演。料金は、P席(プレミア)=6,500円、S席=4,500円、A席=3,000円、B席=2,000円。チケットぴあのほか、国立市内では国立楽器(東1)、洋菓子・喫茶「白十字」(中1)でも販売する。

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