立川シネマシティ(立川市曙町2)で11月24日から、英人気ロックバンド「クイーン」のライブ映像「クイーン ハンガリアン・ラプソディ:ライブ・イン・ブダペスト’86」が期間限定で上映される。
クイーンは1973年にデビュー。新しいロックのスタイル、躍動感あふれる重厚なコーラスとメロディーは、英国内はもとより日本で絶大な支持を受ける。さらに、オペラロックという音楽スタイルを打ち出し、1975年発表の「ボヘミアン・ラブソディ」は世界的な大ヒットとなった。メンバーはフレディ・マーキュリー(リード・ボーカル)、ブライアン・メイ(ギター)、ロジャー・テイラー(ドラム)、ジョン・ディーコン(ベース)の4人。1991年、フレディはHIV感染による合併症により享年45歳で他界。フレディがこの世を去ってから今年で21年。フレディの命日となる24日から日本公開が始まる。
同作品は、1986年にヨーロッパで100万人以上を動員したライブツアー「マジック・ツアー」の一部で、ハンガリーで開催されたライブ映像をデジタルリマスターしたもの。劇場公開のために新たに編集された25分のドキュメンタリーを初公開。ツアー中のメンバーの様子やリハーサル風景、本人たちへのインタビューなどの未公開シーンも含まれている。
本編として収録されているブダペスト公演を含む同年のツアーは、フレディがクイーンのフロントで歌った最後のステージとしても知られている。ライブでは「ボヘミアン・ラプソディ」、「愛という名の欲望」、「ブレイク・フリー/自由への旅立ち」、「伝説のチャンピオン」などが演奏され、8万人が酔いしれた。
チケットは2,000円。