西武立川駅の駐輪場で3月27日、国内で初めてとなるウェブを活用した運営管理システムによる月決め駐輪場の運営が始まった。運営は西武プロパティーズ(埼玉県所沢市)。
同社の運営する「西武スマイルパーク西武立川駅南口第3駐輪場」(立川市西砂町1)で、日本コンピュータ・ダイナミクス(品川区)が提供する月決め駐輪場運営管理システム「ECOPOOLE(エコプール)」を採用。ウェブサイトから新規・退会の申し込みを受け付け、クレジットカードまたはコンビニエンスストア決済で、現地での契約・現金収受をせず「無人の契約管理」ができる。これにより収益上事業化が困難だった小規模の低未利用地についても月決め駐輪場として活用できるという。利用者にとっては、自動更新機能で更新時の契約手続きが簡便になるなど利便性が向上する。
「西武立川駅の南口側には、以前月決め駐輪場があったが、開発計画により営業終了となっていた。その後もお客さまから駐輪場のご要望が多くあることから、当グループ敷地で本システムを導入し運営を開始することにした」と、同社くらし営業部の藤原健太郎さん。
「今後は月決め需要の多い場所、下車駅と学校の往復用として利用が見込める場所などでの展開を考えている」
利用料金(月額)は、自転車1,800円、バイク3,000円など。