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24時間利用可能な「電子図書館」 立川市図書館がサービス開始

コロナ禍での過ごし方の一つとして立川市が開設した「電子図書館」

コロナ禍での過ごし方の一つとして立川市が開設した「電子図書館」

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 立川市図書館が1月6日、電子図書貸し出しサービス「たちかわ電子図書館」を始めた。

 立川在住・在勤・在学で有効な図書館利用カードを持っていれば、24時間、いつでもどこでも電子書籍を借りて読むことができる同サービス。図書館まで足を運ばなくても、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末で読書を楽しむことができる。文字拡大や読み上げ機能が付いている書籍、オーディオブックなども所蔵するほか、視覚に障がいのある人向けの利用支援サイトも用意する。

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 同市図書館の池田朋之館長は「新型コロナウイルス感染拡大予防策として、国が提唱する『新しい生活』の実現に向けた事業として、外出抑制時や図書館が臨時休館でも図書館サービスを提供し、安心して利用してもらえるよう整備した」とサービス開始の背景について話す。「現時点ではコンテンツが少ないものの、コロナ禍での利用者からの期待は高まっているため、電子書籍サービスの潜在的な可能性は大きい。2500点程度の蔵書も随時、追加していく」とも。

 主な蔵書構成は、旅行ガイドブック、料理本、小説、健康・医療、パソコン・コンピューター関連、ビジネス書、地域資料、絵本、児童書など。トップページでは「おうちで料理」「おうち時間を楽しむ」「おうちでダイエット・トレーニング」など、時勢的にニーズの高い特集を組んでいる。

 貸し出し点数は2点までで、貸し出し期間は14日間(予約がない場合に限り1回まで延長可能)、予約点数は2点まで。貸し出し期間が終了すると自動で返却される。

 「直接図書館に行く必要がなく24時間利用できるほか、紛失や汚破損、劣化、蔵書スペースの問題が無いのも、電子書籍ならではのメリット」と池田館長。「生活様式も変わりつつある世の中で、自粛中の新しい過ごし方の一つとして利用していただければ」と呼び掛ける。