アレアレア2(立川市柴崎町3)3階の「ラーメンスクエア」に4月5日、「東京ましこ亭」と「らーめん 絆」の2店舗が新規オープンした。同施設で実施する定期的な店舗入れ替えに伴うもの。
「らーめん 絆」のシンプルなラーメンは懐かしさ、温かみがある味わい。
「東京ましこ亭」は、昨年12月にラーメンスクエアで行われた第8回「ラーメントライアウト」で優勝した益子勇さんの店。和食を学んだ益子さんだが、ラーメンは独学。1996年に東京都足立区で「ましこ亭」を開店後、「どっちの料理ショー」(日本テレビ系列)、「チューボーですよ!」(TBS系列)などのテレビ出演や、2004年~2007年には「ましこ亭 カップ麺」の全国販売の経験も持つ。
同店のラーメンは立川初の「牛ダシ」。あえて牛骨は使わず、「厳選」した和牛肉・スジをふんだんに使い丁寧にあくを取りながら長時間煮込み、うまみ・甘味・コクを抽出した。麺は、浅草開化楼製麺「不死鳥カラス」さんとタッグを組み、「傾奇者粉(かぶきものこ)」を使った「ましこ亭」特製細打ち麺で、小麦のうまみとコシが特徴。看板メニューは「和牛蕎麦 超贅沢三昧(塩・醤油)」(1,200円)。
「『一杯の感動と満足』『礼儀とスマイル』が当店のコンセプト。ラーメン通からそうでない方まで、皆さんから『うまい!』の一言を頂ける店にしていきたい」と益子さん。
「らーめん 絆」は、第2回「ラーメントライアウト」優勝店「麺や 優」が凱旋(がいせん)出店した「東京とんこつ萬燈行」で店長として鍛えられた経験と知識を生かし、満を持して独立を果たした近澤遥貴さんの店。
同店のラーメンは、タイやアジなどの魚介類、鶏ガラなど近澤さんが吟味した「厳選」素材を用い丹念に作られた「透き通る様で奥深く、味わいのある清湯スープ」が特徴。老舗製麺所で特注した中太麺は、もっちりした歯応えと素直な小麦の味わいが感じられる。試行錯誤を重ねながらたどり着いたシンプルなラーメンは、派手さはないが懐かしさ、温かみがある味わい。看板メニューは、「特製淡麗しょうゆ」(900円)。
「当店のラーメンが目指したのは、素朴さの中に深みがあるシンプルな味。まだまだ研さんの足りない身だが、より一層努力を重ね、おいしいラーメンをご提供できれば」と近澤さん。
営業時間は11時~24時。