国立楽器、親子で楽しむ「テューバコンサート&金管楽器試奏会」

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 国立楽器(国立市北1、TEL 042-573-1111)は11月25日、テューバ奏者の岩井英二さんを招いて「テューバで奏でる『動物たちの祭典(フェスティバル)』」と題したテューバコンサートを開催する。同コンサートは、国立市制40周年記念「SO-ZO国立2007 くにたち芸術の秋」に参加している。

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 岩井英二さんは、立川在住のテューバ奏者。12歳よりテューバを始め、国立音楽大学を首席で卒業後、翌1992年には第9回日本管打楽器コンクールテューバ部門第1位を受賞。翌年、東京コンセルヴァトワール尚美ディプロマコースを首席で卒業。1994年、ドイツ・ハンブルク音楽・演劇大学に留学し、テューバと室内楽を学ぶ。9年に及ぶドイツ留学の帰国後、日本とドイツの両スタイルに精通したバイリンガル・プレイヤーとして、首都圏のオーケストラなどで活躍中。国立音楽大学附属中学、高等学校のテューバ非常勤講師でもある。

 今回のコンサートは、テューバという楽器の魅力を子どもたちも楽しめるように「動物」をモチーフにしたユニークな曲を中心にプログラムを構成。簡単な楽器を子どもたちと作り、コンサートで一緒に演奏する。親子でコンサートを楽しめるように「親子ペア券」も用意した。

 コンサート前にはテューバをはじめとした金管楽器5種類の試奏会も実施。それぞれの楽器演奏経験者が直接楽器の鳴らし方を指導する。来場した子どもたちにスタンプカードを渡し、全部の楽器(5種類)を試奏できたらプレゼントを提供する。

 同店担当者は「テューバという楽器はブラスバンドなどの演奏では『縁の下の力持ち』といった役割を持つので、主にベース音を担当している。そのため、テューバはあまり目立つ楽器ではないが、実はソロでメロディーを吹いてみると、柔らかで、艶やかで、まろやかな音を奏で、想像つかないような高音を出すことができる楽器。岩井さんはテューバ演奏のプロなので、プロが奏でるテューバの音を楽しんでいただきつつ、試奏会を通して他の金管楽器にも親しんでいただければ」と話している。

 当日は、10時~14時にテューバをはじめとした金管楽器の試奏会「テューバを吹いてみよう!!」を、14時~15時でテューバコンサートを開催予定。親子ペア券=1,200円、大人券=1,000円 、子ども券(中学生以下)=500円。

国立楽器

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