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国立で「暮らしの道具」テーマに公開対談-道具店店主ら登壇

第1回ののわトークセッション「まちの見方」の様子

第1回ののわトークセッション「まちの見方」の様子

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 国立のさくらホール(国立市東1)で、5月3日、ののわト-クセッション公開対談「暮らしの道具」が開かれる。

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 同イベントはJR中央ラインモール(小金井市本町1)が中央線三鷹~立川駅間の中央線高架下整備・開発に伴って進める「魅力ある路線、まちづくり」、「ののわ」プロジェクトの一環。「東京のまん中で、これからの地域と暮らしを見つめ直す」を掲げる同プロジェクトでは、2012年に創刊されたエリアマガジンと連動したトークイベントを毎月開いている。エリアマガジンのリニューアルに伴い、トークイベントも「沿線に縁のある人に沿線エリア以外の人を組み合わせる対談形式、定員の拡大、交流会の同時開催」など新しい形を取り入れ、今回で3回目の開催となる。

 ゲストは、市民が街に誇りや愛着を持ち、自分たちが街をつくっている当事者意識を持つ「シビックプライド」という考え方を提唱しながら地域のものづくりのプロデュースを手掛ける紫牟田(しむた)伸子さんと、「こいずみ道具店」(国立市富士見台 2)店主でデザイナー、武蔵野美術大学の教授も務める小泉誠さん。ののわプロジェクトの菱沼秀行さんは「新しい暮らしが始まり、暮らし、環境、地域のことに思いをはせるシーズンに、お二人の組み合わせで『暮らしの道具』をテーマにするのはタイミングがいいのではと開催が決まった」と話す。

 これまでの「ののわトークセッション」を、菱沼さんは「沿線エリア以外のゲストの持つ視点には、これまでの『ののわトーク』では得ない気づきを与えられた。例えば、第1回のゲストの社会デザイン研究科、三浦展さんの発言は、何となく感じていた沿線の特徴をさまざまな都市のデザインを通じて相対化する三浦さんならではの視点と説得力を感じた。エリア外の参加者の比率も飛躍的に高まった」と振り返る。

 第1回「まちの見方」に参加した30代女性からは「駅から離れたところへも行ってみようと思った。ののわエリアをもっと知りたい」、20代女性は「これから就職活動で指針にしていくことができる内容が聞けたので良かった」、第2回「地産地消」に参加した30代女性は「この地域で農業に関わる人が多いことやフルーツの栽培に向いている地域など、知らない話を聞くことができ勉強になった」、20代女性は「目からうろこな話が聞けた」などの声が聞かれた。

 開催時間は16時~18時、交流会は18時~19時30分。参加無料(交流会参加者は軽食代1,000円)。定員は先着50人。申し込みはホームページで5月1日まで受け付ける。

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