国営昭和記念公園(立川市緑町)で現在、「フラワーフェスティバル2014」が開催されている。
毎年3月下旬から5月下旬にかけて春の花をリレー形式で紹介する同イベント。昨年は期間中約102万人が来園し、今年は110万人の来園を見込む。
4月21日現在、見頃を迎えているのは渓流広場のチューリップ。渓流を挟み緩やかに下る散歩道沿いに植えられた22万球のチューリップと濃い青紫のムスカリが「まるで絵画のような風景」を生み出している。ゴールデンウイークは「今、三分ほど咲いている黄色やオレンジのアイスランドポピーが満開になる予想」だという。
「注目は、今年初めてご覧いただけるヤグルマギク」と話すのは同園管理センター企画運営チームの田村純子さん。「ヤグルマギクは昔から青が美しいとされる花。2万5000本が小さな丘を一面に埋める様子を見られるのが楽しみ」と期待を込める。
期間中、AKB48メンバー8人の園内ショットの展示や、メンバー自らが撮影した写真と直筆メッセージで園内のおすすめスポットを紹介する「風景の中のAKB48写真展」、5つの花畑を巡るスタンプラリー「開花スタンプラリー」を開催するほか、週末やゴールデンウイークには猿回しや一輪車ジャグリングなどが楽しめる「大道芸まつり」も行う。
「まだ一度も来たことのない方にぜひ見ていただきたい。写真では伝わりきらない絵画の中を歩いているような光景と、ようやく訪れた春の風を感じていただければ」と田村さん。
開園時間は9時30分~17時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。入園料は、大人=410円、子ども=80円。4月29日、5月5日は無料入園日。同フェスは5月25日まで。