立川印刷所(立川市富士見町5、TEL 042-524-3268)は今月から、オリオン書房各店で「SOUND OF OLDIES IN TACHIKAWA 2008 CALENDER」を販売している。同カレンダーは昨年に引き続いての販売。
同社は1930年(昭和5年)の創業以来、立川の移り変わりとともに歩んできた。そのため立川には同社の取引先や知り合いが多く、そうした各所から古い写真を集めて数年前に写真展を開催。同展で使用したもの以外の写真も含めてこれまでに収集した写真は約500点にも及ぶ。ただ、収集した写真は劣化が進んでしまうため写真をデジタル化して保存し、「収集した写真をより多くの方に楽しんでいただきたい」(同社担当者)と、昨年からカレンダーを作成している。
昨年のカレンダーのテーマは「映画館」。かつて立川に存在した10の映画館の写真を掲載して販売、約400部が売れた。第2弾の今年は「駅前の風景」がテーマ。近年変化が著しいJR立川駅前の昭和の様子がわかる写真7点を掲載している。
同社担当者は「昨年好評をいただいたカレンダーの第2弾を販売でき大変うれしい。長年立川に住んでいる方にとっては懐かしい内容に仕上がっていると思うが、近年の立川の様子しか知らない方にも『実は立川は歴史のある街だ』ということを感じていただければ」と話している。
カレンダーはA4判・16ページで、1部1,050円立川市内のオリオン書房各店で販売中。