国立で「ギョーザ」イベント、一橋大留学生が中国の食文化など紹介

写真はパーティーで餃子を教えてくれる王さん

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 KFまちかどホール(国立市富士見台1、TEL 042-573-1141)で1月27日、「皮からつくる!本場中国手作り餃子パーティー」が開催される。

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 同イベントは、富士見台商店会、国立市、一橋大学、国立市民の「産官学民」が連携して運営するNPO法人「くにたち富士見台人間環境ステーション」(略称「KF」)が開催する。昨年夏中国から一橋大学に入学した留学生2人がKFのメンバーに加わったことがきっかけとなり、今回のイベント開催に至った。

 今回は、中国の正月習慣でもある「ギョーザ作り」をメーンに行う。日本では、白菜やニラ、肉など様々な具が入った焼きギョーザを食べることが多いが、中国では肉と白菜だけといったシンプルな具材が入った皮が厚い水ギョーザや蒸しギョーザが一般的。日本ではご飯と一緒に食べることが多いギョーザは、中国では軽食として食べられることが多いという。同イベントでは、中国と日本のこうした食文化の違いを解説しながら、皮から本場中国のギョーザ約200個を作る。

 当日、調理の空き時間を利用して、中国のお正月に飾る伝統的な装飾品である「切り紙」作りも行い、中国文化も併せて紹介。中国の留学生と一橋大生が何度も試行錯誤して作成した中華ちまきやごまだんご、中国茶なども用意する。

 イベントを担当する一橋大学1年の大西さんは「日本では、本場中国のギョーザを食べることができる中華料理店は少ない。このイベントで中国のギョーザのことだけでなく、中国の文化についても関心を持っていただければ」と話している。

 参加費600円。申し込みはKFセンター(TEL 042-573-1141、受付時間=月曜~土曜13時~17時)まで。

くにたち富士見台人間環境ステーション

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