西武鉄道（本社：埼玉県所沢市）は3月7日から、国分寺駅と本川越駅の2駅で「西武鉄道 国分寺～本川越駅間開業120周年記念切符」を限定発売する。

　同記念切符は、西武鉄道の前身である川越鉄道が全線開通120周年を迎えることを記念して発売するもの。川越鉄道は現在の新宿線（東村山～本川越駅間）と国分寺線（国分寺～東村山駅間）を指し、1895（明治28）年3月21日に全線開通した。

　記念切符の内容はシリアルナンバー入り記念アルミプレート1枚、国分寺～本川越駅間各駅の硬券入場券13枚、硬券乗車券5枚、西武線1日フリー乗車券6枚などが含まれ、券面の一部や記念台紙には過去の駅舎や車両などの写真がデザインされている。

　同21日には本川越～国分寺駅間でレッドアロークラシックの車両を使用した臨時特急電車を午前と午後に2往復運転する。国分寺線内での特急電車の運行は今回が初めて。記念切符1セットに2人分の座席が確保されており、購入者限定で乗車できる。

　価格は1万2,000円。発売期間は7 日5時～21日9 時。国分寺駅と本川越駅で各180セット販売され、購入は1人1セット限り。売り切れ次第終了。