立川バス（立川市高松町2）は3月30日から、サンエックス（本社・千代田区）のキャラクター「すみっコぐらし」のラッピングバスを運行している。

　「すみっコぐらし」は、電車やカフェなどでも隅っこが落ち着くという気持ちをもとに、動物などで作られたキャラクター。寒がりの「しろくま」や、自信がない「ぺんぎん」、食べ残しの「とんかつ」などネガティブなキャラクターが人気を呼んでいる。「すみっコぐらし」のキャラクターが今年3周年を迎えるに当たり、サンエックスとのタイアップでラッピングバスを企画した。

　同バスは外装のラッピングだけでなく、座席にもキャラクターがデザインされているなど内装も楽しめるのが特徴。また、「すみっコというキャラクターを生かし、座席の隅っこや、足元の隅っこにキャラクターを入れているなどの仕掛けもある」と同社旅客サービス課の田中さんは話す。

　立川バスは、2007年にリラックマのキャラクターラッピングバスを運行し、現在は一般路線バス4台と高速バス1台の計5台のリラックマバスを運行している。他にも立川市の「公認なりそこね」キャラクター「ウドラ」がラッピングされた「ウドラバス」もある。

　同バスは現在、立川駅北口～瑞穂営業所、福生駅東口～瑞穂都営循環などの路線で運行している。