立川に「日本昔話」がテーマの複合飲食店-豚料理「ぶたの恩返し」など

写真は「一寸法師」のエントランス

写真は「一寸法師」のエントランス

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 ダイヤモンドダイニング(港区)は2月7日、立川駅前のNISWAVEビル(立川市曙町2)内に3店舗が出店する複合飲食店「お伽噺TACHIKAWA」をオープンする。同社は、飲食店を手広く展開しており、近年は特にJR山手線圏内のドミナント戦略を中心に出店。JR中央線沿線は吉祥寺に次ぐ2店舗目の出店となる。

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 「お伽噺 TACHIKAWA」は、和食個室居酒屋「一寸法師」、豚料理専門店「ぶたの恩返し」、カジュアル個室ダイニング「花翁-はなおきな-」の3店舗から成る複合店。「日本昔話」を統一テーマに据える。3店舗を合わせた延べ床面積は797.9平方メートルで、総席数は429席。

 「一寸法師」(TEL 042-522-8540)は、ヒノキせいろの蒸し料理や備長炭の炭火串焼きが特徴の和食個室居酒屋。主なメニューは、「茨城県産美明豚の笹葱のせいろ蒸し」(1,480円)、1本1本丁寧にくし打ちした全25種類の炭火串焼(200円~)。そのほか魚や馬の刺身なども用意。本格焼酎を全50種類そろえ、味の特徴ごとに分類したメニューを用意し、日本酒も甘辛の目安となる「酒度」を表記。円型のテーブルを囲むお椀型のユニークな完全個室「御椀夜船(おわんよふね)」や最大64人が収容できる京の都がテーマの堀座敷「終の都(ついのみやこ)」などユニークな空間づくりも施されている。想定客単価は3,800円。

 「ぶたの恩返し」(TEL 042-522-3410)は、全国選りすぐりの豚肉を使った料理と豊富な梅酒が特徴。「本日の銘柄ぶた陶板焼」(800円)、「ぶたの返ししゃぶしゃぶ」(1,800円)、「SPF豚のぶたカルパッチョ」(1,200円)など豚三昧のメニューが並ぶ。焼き台を取り囲むカウンター席は豚の形のユニーク椅子が使用され、照明にも豚をあしらうなど豚をイメージした空間づくりも。ドリンクは、本格焼酎やブランデー、日本酒などベースの異なる厳選した約100種類の梅酒を用意。10日ごとに選べるメニューが替わるシステムを導入している。想定客単価は4,500円。

 カジュアル個室ダイニング「花翁-はなおきな-」(TEL 042-522-3430)は、ニーズに合わせて2人~16人収容できる個室を多数用意。料理は和がベースの素材を生かした創作料理が中心。主なメニューは、塩ガーリックやごま塩などで味わう「創作串焼」(220円~)、「群馬県産もち豚と季節野菜のダッチオーブン~ブラックペッパー風味~」(1,500円)、「花翁特製チョコレートフォンデュ」(1,500円)など。ドリンクは、花翁オリジナルの「花咲くカクテル」(650円~)やノンアルコールの「ドライバーズカクテル」などお酒の苦手な人や女性が楽しめるお酒を多数取りそろえる。想定客単価は3,500円。

 同社広報担当者は「立川はJR中央線沿線でも群を抜くビックターミナルである立地が何よりも魅力。20代~50代までの社会人の方がターゲットだが、近隣の方々にもたくさん利用していただきたい。今まで出店した店は都心に集中しているので、都心から離れて住んでいる人にも当社の味を楽しんでいただければ」と話している。

 営業時間は、平日=17時~翌4時30分、日曜・祝日=17時~23時。

ダイヤモンドダイニング

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