国営昭和記念公園(立川市緑町)で7月30日、「立川まつり 国営昭和記念公園 花火大会」が開催される。
1954(昭和29)年に始まり今年で58回目となる同大会。多摩全域や他県などからも来場があり、昨年は同園内観覧者数36.5万人、外周道路などを含めると85万人以上が観覧した。
花火大会当日は3寸玉から1尺5寸玉、ワイドスターマイン、芸協玉など5000発を打ち上げる予定。立川まつり実行委員会広報の星野さんは「都内ではめったにお目にかかることができない1尺5寸玉のほか、職人が丹精込めて作った芸協玉、花火コンテスト入賞作品の匠玉、演出にこだわった打ち上げが特徴のスターマインなどを打ち上げる」と話す。
メイン会場でもある同園「みんなの原っぱ」内の特設エリアで観覧できる「特別協賛者観覧チケット」の販売が6月11日10時に開始。チケットは、2人用レジャーシート付きチケット(5,000円)=1600小間(3200人)、椅子席チケット(3,000円)=3240席、弁当付き椅子席チケット(3,700円)=200席、団体シート(定員10人、3万円)=30小間の4種類。同エリア内への入場は当日16時から。
星野さんは「観覧席チケットを買っていただければ、面倒な場所取りが必要ない。大変な混雑が予想されるため、周りの方と譲り合って行きも帰りも安全に。花火大会を楽しむには心に余裕を持って鑑賞するのが一番なので、公共交通機関を利用の上、時間に余裕を持ってお越しいただければ」と呼び掛ける。
花火大会で出されるごみの量は60トン以上。「多くのごみについてはリサイクルセンターを会場各所に設け分別収集することで産業廃棄物としての処理量削減に成功しているが、観覧後はごみの持ち帰りにご協力いただければ」とも。
開催時間は19時20分~20時20分。荒天時は翌日に順延の予定(順延日が荒天の際は中止)。チケットは全国のローソン・ミニストップ・セブンイレブン(弁当付きチケットはローソンのみ)で購入できる。