食べる 買う

国立の喫茶店で 5周年イベント 焼き菓子や植物使った照明の展示販売も

当日限定で販売する「モカクランベリーのバターサンド」

当日限定で販売する「モカクランベリーのバターサンド」

  • 0

  •  

 国立の喫茶店「old cafe ときの木」(国立市中1、TEL 042-505-7421)で10月16日、5周年記念イベント「植物のあかり展とときを紡ぐ市」が開かれる。

木を基調にした店内

[広告]

 同店の杉田屋朋子さんは「店名の『ときの木』には、訪れる人にいろんな時を過ごしてもらい、店も成長してその地に根付いていくようにとの思いを込めている。日常の延長線上にある店を目指しているのでこれまでイベントはあまり考えてこなかったが、ゆっくりと一日一日を積み重ねながら5年の節目を迎えることができたので、いつも来てくださるお客さまにも一緒に楽しんでもらえ、自分も楽しみたいと思い、今回のイベントを企画した」と話す。

 当日は飲食スペースはなく、同店が当日限定の「モカクランベリーのバターサンド」やカレーパン、自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆を販売する。杉田屋さんが「自分が尊敬する方や大好きなもの」と話す作家や店など5組も「紡ぎ手」として出店。同店内の装飾としても使われている、手作りの「植物のあかり」を展示販売するのは、作家の金井一郎さん。「自然のものを生かしているので木を使った店の雰囲気とよく合っている。ここで展示をしたらすてきだろうと思った」と杉田屋さん。

 ほかにも、市内に店を構え2013年に惜しまれつつ閉店した古道具店「SOMOAN」、市内で開かれている「ニチニチ日曜市」にも出店する「古本泡山」など国立に縁のある店をはじめ、紅茶教室「お茶時間」やお菓子教室を主宰する村上みゆきさんが焼き菓子、料理教室「季節の食卓」などを主宰するkaonnが総菜を販売する(全て数量限定、なくなり次第終了)。

 「自分が時を経た物が好きということもあるが、時を経た変化を生かしこつこつと手作りする金井さんのあかり、時間をかけて味わいが出る古道具や古本、調理やテーブルでの時間をゆったりと楽しむお菓子や料理など、どれも『ときを紡ぐ』というイメージに当てはまるもの。一緒に限られたひとときを共有できたら」と杉田屋さん。13時と16時には、ネルドリップの実演・試飲も予定する。

 「大人のための、落ち着いた喫茶店」を掲げる同店、通常は就学前の子どもは入店できないが、イベント当日は入店できる。「心とおなかにじんわり響く、そんな楽しいひとときを一緒に楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~17時(SOMOANは16時ごろまで)。入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース