NPO法人マザーシップ(立川市富士見町、TEL 042-527-1454)は11月13日、立川シネマシティ(立川市曙町)で女性限定イベント「M・I・E(Movie In Education)~映画を通じて学ぼう~」を開催する。
同法人は、立川の産婦人科医院「井上レディースクリニック」、井上裕子さんが代表を務める。「主に乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるピンクリボン活動、HIV感染者・エイズ患者への理解と支援の活動を行うレッドリボン活動、子どもの虐待を防止するオレンジリボン活動のトリプルリボン活動を行っている。今回は立川シネマシティの協力を得て、映画を通じて乳がんに関する正しい知識や乳がん検診についての情報を紹介するイベントを初めて開催する」(同法人の杉田さん)。
同イベントでは、昨年公開された映画「Mayu-―ココロの星-―」を上映する。同作品は、平山あやさん主演で、21歳の女性が乳がんを発症してから困難に立ち向かう姿を描いた作品。上映後、井上さんが「乳がんを考えよう」と題してピンクリボントークショーを行う。また、会場内では自己検診の方法やピンクリボンのグッズなど乳がんに関する情報なども紹介。
杉田さんは「特にこの映画の主人公と同年代である20~30代の女性にぜひ参加していただきたい。乳がん死を減らすためには早期発見・早期治療が必要なので、このイベントが毎年乳がん検診を受けるきっかけになれば」と話す。
申込締め切りは今月11日まで。「まだ席に余裕があるので多くの女性に参加してほしい」(同)。当日も30人を受け付ける。