大石会計事務所(国立市東1、TEL 042-574-3900)の所長、大石豊司さんが12月12日、「経営以前の社長の教科書」を現代書林から出版する。
大石さんは1959年山梨県生まれ。大学卒業後銀行員生活を過ごす中、入行3年目に自己啓発のため通信講座で税理士簿記論を受講。25歳のある日、突然猛勉強を開始。1985年に退路遮断のため銀行員生活に終止符を打ち、1年の受験浪人の後、会計事務所勤務。1987年税理士試験官報合格。1989年国立市内で開業し、現在に至る。
同書は、大石さんが同所のホームページで毎週月曜日に掲載しているコラムをまとめたもの。12月1日で更新は230回を数えた。「きっかけは以前自費出版で本を作った。その本やコラムを出版社の方が読んでくださり、今回の出版に至った」(大石さん)。「会社がもうかるためには、知識や技術だけでは難しい。会社経営にとって本当に大切なことを今回まとめている」(同)とも。
「特に会社経営に悩んでいる中小企業の社長さんはもちろんのこと、起業を目指している人や会社勤めの人など、ビジネスにかかわるすべての人に読んでいただきたい」と、大石さん。
価格は1,365円。