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立川の共同アトリエで5年ぶりのアートイベント ワークショップやライブも

前回のイベントの様子

前回のイベントの様子

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 アートイベント「石田倉庫のアートな2日間~どーも。おひさしぶりです展~」が、10月19日・20日、共同アトリエ「石田倉庫アトリエ」(立川市富士見町2)で開催される。

前回のイベントの様子

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 同市の住宅街にある倉庫群をアーティスト14人がアトリエとして共同利用している同倉庫。普段は自身の制作に使っているが、2005(平成17)年、工房として同倉庫を利用していた「木とり」の家具職人・山上一郎さんが呼びかけ、同イベントが始まった。コロナ禍で開催を見送ってきたが、今年は5年ぶり・17回目の開催となる。以前のアトリエメンバーなども加わり、約20人のアーティストが出展する。

 期間中、各アトリエが作品の展示や販売を行う。創作教室を行う「創造遊び場はるのとなり」では、同倉庫オリジナルステッカーを販売。葉をモチーフにした作品を描く葉画家・群馬直美さんは投げ銭企画を行う。ステッカーの売上や投げ銭は、石川県能登半島の災害復興支援のために全額を寄付する。4人のアーティストは、ワークショップ「紙版画を作ろう」「チョークアートワークショップ」「ミニ銅板レリーフ作り」「発泡スチロールで遊ぼう」を開催。ハンドメードギターを制作しているバーナビー・ラルフさんやミュージシャンのShizuho(シズホ)さんらによるロック音楽ライブや、出展アーティストの私物を販売するフリーマーケットも行う。

 同イベント広報担当者の伊藤寛子さんは「普段は、制作活動に集中している空気が漂う当倉庫が、年に1回、活気に満ち、開放的な雰囲気となる。コロナの影響で、近年は開催に至らなかったが、満を持して、5年ぶりに開催できる。子どもから大人まで、アートが身近にある人もそうでない人も楽しめる展示や企画を用意しているので、たくさんの人に楽しんでもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~17時。一部ワークショップは有料。

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