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「多摩地域あるある川柳」 応募4000句超から受賞15句決まる

最優秀賞の「多摩地域愛ダダもれ賞」の作品

最優秀賞の「多摩地域愛ダダもれ賞」の作品

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 「多摩地域あるある川柳2024」の授賞式が5月22日、「me:rise立川(ミライズ立川)」(立川市曙町2)で開かれた。主催は多摩信用金庫。

受賞者と地域メディアの審査員の集合写真

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 多摩地域の情報を発信する同金庫のオウンドメディア「たまちっぷす」は、多摩地域全体や多摩地域の自治体ならではの「あるある」を五七五の形式で表現し多摩地域の魅力を伝える川柳を3月1日~4月10日、公募した。

 期間中、4302作品の川柳が寄せられ、多摩地域の情報を発信する地域メディア14媒体と連携し、同メディア編集部と多摩地域の協賛メディアが審査。「多摩地域愛ダダもれ賞」1作品をはじめ、各メディア賞14句、計15句が受賞した。受賞者には各メディアが選んだ多摩地域の特産品や体験を賞品として贈った。

 最優秀賞の「多摩地域愛ダダもれ賞」は、ペンネーム「星月」さんの作品「多摩だって都内なんだぞ!とか(都下)言って」が受賞。

 星月さんは「多摩地域の控えめでおちゃめな人柄を句にしたためた。まさか選ばれるとは思わず、家族でほっぺたを引っ張り合って確かめた。生粋な多摩っ子の私にとっては十二分すぎて、もったいないほどの金メダル。家族みんなで喜んでいる」とコメントを寄せた。

 立川経済新聞賞は、立川市在住の山川幸代さんの作品「ホッとする オリオン書房のブックカバー」が受賞。

 立川経済新聞の石橋由美子編集長は「自虐ネタが多い中、そうではなく立川のマイナーなネタで、川柳から情景が思い浮かぶものを選んだ。中央線の通勤電車の中でオリオン書房のブックカバーをかけている本を読んでいる人を見かけると同じ立川人だと親近感を覚えたのを思いだした」と話す。

 受賞した山川さんは「学生時代に横浜方面に行った帰りにオリオン書房のブックカバーを見かけ、心の底からホッとした気持ちを思い出し句にした。3作品くらい応募したが、まさかこんなマイナー作品を取り上げてもらえると思っていなかったのでうれしい」と喜びを表した。

 そのほかの受賞作品は、同サイトで発表している。

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