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「立川アスレ」男女共同開催 ダブル勝利をビアガーデンで乾杯

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 立川アスレティックFCの男女チーム共同開催「推し活応援! TACHIHI DAY」が6月29日、アリーナ立川立飛(立川市泉町)で開かれた。

「立川アスレ」男女共同開催 ダブル勝利をビアガーデンで乾杯

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 年2回だけ実現する男女チームのダブルマッチに1577人が来場。選手の顔写真や名前をデコレーションした「推しうちわ」を作れる体験企画を楽しんだほか、ユニホーム型キッズTシャツを配布し、「推し活DAY」としても盛り上がりを見せた。

 第1試合は、女子チームによる「メットライフ生命女子Fリーグ2025-26 第3節」。ホーム戦としては今季初の開催で、相手は「フウガドールすみだレディース」。前半は両者譲らず0-0で折り返し、粘り強くシュートを狙う中、後半に松木里緒選手と平井成美選手が得点を決めて2-0で勝利を収めた。この日は井上ねね選手の誕生日でもあり、観客からバースデーソングが送られる一幕も。女子チームはこれでリーグ首位をキープした。キャプテンの藤田実桜選手は「サポーターの温かい応援が響いて、やっぱりホームっていいなと思った。勝てて良かった」と笑顔を見せた。

 第2試合は男子チームによる「メットライフ生命Fリーグ2025-26 ディビジョン1第5節」。シュライカー大阪を相手に、開始3分で湯浅拓斗選手が先制点を挙げるも、その後2点を奪われ一時はリードを許す展開に。しかし前半終了間際、青大祐選手のゴールで同点に追いつくと後半は勢いを取り戻し、横山巧選手が逆転ゴールを決めて3-2で勝利した。試合MVPには、1ゴール2アシストで勝利に大きく貢献した青選手が選ばれ、立飛ビール100本が贈られた。

 「青いイナズマ」のキャッチフレーズを持つ青選手は、香川県出身。高校卒業後、立川・府中アスレの育成組織で4年間プレーし、「ボルクバレット北九州」「バサジィ大分」を経て、今シーズンから古巣に戻っての活躍となった。青選手は「自分の色を出しながら、勝ちながら成長していきたい」と話し、会場全体で決めポーズ「ジャスティス」で勝利を祝った。アスレのサバス監督は「フットサルとしてはおもしろい試合だったが、監督としては反省の多い試合だった」と振り返り「青選手は戦術の理解力も高く、スピードも速い。性格もハッピー」と評価した。試合後はスタジアム前でビアガーデンが開かれ、選手とファンが共に乾杯し交流を深めた。

 次回ホームゲームは7月12日にバサジィ大分を迎えるほか、男女共同開催は8月3日に同会場で行われる。

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