立川経済新聞の2025年の年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いた記事は、「立川でプロジェクションマッピング ゲストに浅田真央さん」だった。
ランキングは、今年1月1日から12月11日に配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 立川でプロジェクションマッピング ゲストに浅田真央さん(1/28)
2. IKEA立川、花火大会当日に屋上開放イベント 食事付きで花火観覧も(7/7)
3. ビールの祭典「オクトーバーフェスト」 立川開催は10年ぶり(10/23)
4. 立川駅の人工のツバメの巣で育ったひな、無事巣立つ(7/23)
5. 立川に「ムギとブタ」 立飛が新業態、2つ星出身シェフのラーメン(6/17)
6. イケア立川で「蚤の市」 昭和記念公園の「東京蚤の市」に合わせ(5/14)
7. 立川南口に「金澤玉寿司」 金沢直送の魚を使い能登を応援(10/24)
8. 「コモンズ立川立飛」グランドオープン、新店8店が営業開始(8/27)
9. 立川の洋菓子店「エミリー・フローゲ」がモーニング営業開始(3/19)
10. 「立川立飛歌舞伎」中車さん・團子さんらの「お練り」に5000人が声援(10/20)
1位は、立川のグリーンスプリングスで、東京都がナイトタイム観光の活性化に向けて取り組むプロジェクションマッピングイベントの開催を伝える記事。点灯式にはプロフィギュアスケーターの浅田真央さんも参加し、多くの来場者が集まりにぎわいをみせた。浅田さんは昨年に自らの名前を冠したスケート場「マオリンク」を立川に開設し、11月の1周年イベントではサプライズゲストで登場して地域の人たちと一緒に滑るなど、立川とのつながりを深める姿が見られた。
2位は、IKEA立川の屋上で花火大会が見られるイベントの記事。昭和記念公園の花火の打ち上げ場所はIKEAの屋上から近く、視界を遮るものがないため、同会場は特等席だった。昭和記念公園の花火を見るスポットは、夏になると話題となる機会が多い。
6位にもIKEA立川の記事がランクイン。昭和記念公園での開催が定番となった「東京蚤(のみ)の市」に合わせた営業時間の変更やイベント開催を伝えた。同店の立地上、近隣の大型イベント時の駐車場使用に関心を持つ人が多い。
3位は、10年ぶりに立川での開催となった「オクトーバーフェスタ」。コロナ禍でなくなっていた大型の食のイベントが近年復活してきていて、久しぶりの開催に歓喜する声がSNS上では流れていた。
4位は、X上で拡散され話題となっていた、立川駅コンコースにできたツバメの巣の記事。巣から落下したひなを安全な人工の巣を設置して救助。親鳥が人工の巣に虫を運んでくるようになり再開し、無事成長し巣立つことができた。コンコースは毎日ひなの様子を撮影する人たちの行列も見られた。
5位以下には、飲食店の記事が多くランクイン。ラーメン店「ムギとブタ」、能登発の「金澤玉寿司(すし)」のほか、コモンズ立川立飛の中にできた「麻辣湯(マーラータン)りとる」は、立川初の麻辣湯専門店で人気となっている。9位には、立川の洋菓子店「エミリー・フローゲ」がモーニング営業開始を伝える記事も。洋菓子店のモーニングは珍しくオープン後SNSを中心に話題になった。
2025年は、話題性の高いイベント、地域ならではのニュース、新しい施設や店のオープンといった多様な切り口が読者の関心を引いた年となった。2026年も日々変化を遂げる広域立川圏の動向に注目していきたい。