国分寺のオーガニック・カフェ「カフェスロー」(国分寺市東元町2、TEL 042-401-8505)で2月14日、援農イベント「わくわくバレンタインデー・フードハート・パーティー」が開催される。
主催は、「都市と農村をつなぎ、持続可能な循環型の地域社会を作る」ことをコンセプトに、食と環境のビジネスを展開するNPO法人「トージバ」。需要が多いにもかかわらず国内生産5%の大豆を、東京近郊の11カ所の畑で育てる「大豆レボリューション」、日本の竹林を再生させ、伐採した竹を再利用する「バンブーファクトリー」、代々木公園で行われる「東京朝市・アースデイマーケット」に出店するなど、多様な活動を展開している。
今回が初開催となる同イベントは、環境と食に関心を持つ都市住人らが、農家と直接知り合う機会を設け、援農イベントの企画、野菜の共同購入など、コーディネーター的な役割を担う「フードハート・コミュニケーター」となって各農家を支援するネットワークを広げるための交流会。アースデイマーケットにも出店している3農家と、すでに「フードハート・コミュニケーター」として活動する人たちの具体的な活動内容を紹介し、自然農法で作られた野菜などを使った料理を実際にバイキング形式で提供することで、食事と歓談を交えながら交流を図る。
参加募集するのは、都市部につながりを求める農家と、「フードハート・コミュニケーター」として活動する意志のある人や店舗など。「現段階で、16人ほどの応募がある。すでに活動している人たちも、会社勤めのOLや飲食店の経営者などが多様なスタンスで参加しており、立場が違うことで新鮮な切り口のアイデアがたくさん出てくる」とトージバ代表の神澤さん。「生産者と個人的に親しくなることで、より安定した流通ができると思うので、今後もこのような交流の場を全国的に展開していきたい」とも。
開催時間は17時30分~21時30分。バイキング料理と1ドリンクを含む参加費は、大人3,500円ほか。定員は40人。