東京都選挙管理委員会は、2月15日から、多摩モノレールの車両を貸し切り、「東京都明るい選挙ポスターコンクール」応募作品の一部を展示する交通広告「ギャラリー列車」の運行を始め、併せて7月12日に行われる都議会議員選挙・投票日の周知を行う。
車両の中づり広告部分と窓上の広告スペースを使って展示するのは、都内在住・在学の小・中・高校生を対象に昨年5月~9月に公募した、同コンクールに応募のあった15,131点のうち入選作品109点と、沿線市から推薦された作品の一部。東京都選挙管理委員会事務局・選挙課啓発係の谷口係長は「ポスターは、広義の意味で選挙を推進する内容の作品となっている。都議選の投票日が決まり、併せて周知することになった。ひとりでも多くの方に生徒さんたちの力作を見ていただきたい」と話す。
同委員会では現在、15歳~29歳の若者を対象に投票を呼び掛けるキャッチコピーも募集している。「ポスターコンクールやキャッチコピーを募ることで、若い感性で選挙について新鮮な表現を考えていただき、都民の皆様の選挙に対する意識を高められたら。積極的な投票参加を呼びかけていきたい」と谷口係長。
ギャラリー列車の運行は今月28日まで。