国立の大学通り緑地帯で7月4日・5日、毎年恒例の「朝顔市」が開催される。今年で21回目となる同イベントは同市の夏の風物詩として親しまれており、地元住民らでにぎわう。
展示・販売する約2,000鉢のアサガオは、すべて同市内の農家で生産されており、一鉢1,500円。くにたち朝顔市実行委員会の西家さんは「花の咲き方を見て良い鉢を選ぶために早朝から足を運ぶ方もいらっしゃる」と話す。今年は、浴衣で来場して鉢植えを購入した客に100円を値引く「浴衣割引サービス」を実施する。
昨年同様、焼きトウモロコシ、かき氷などの模擬店や地場野菜の露店が並ぶほか、江戸川区の「篠原風鈴本舗」が製作した下町の伝統工芸品「江戸風鈴」(800円)も販売する。子どもたちが参加できる七夕の飾り付けイベントも予定。
「宅配も受け付けているので、遠方の方でも気軽に購入いただける。季節の贈り物としても喜ばれるようで、親せきや友人にプレゼントする方も多い」と西家さん。「朝の散歩や夕涼みを兼ね、散歩がてら立ち寄っていただきたい」とも。
開催時間は5時~17時(売り切れ次第終了)。