立川・新庁舎内に障害者が働く喫茶コーナー-立川産野菜のスープも

お昼時は混雑するほど評判のカフェ

お昼時は混雑するほど評判のカフェ

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 5月6日に開庁した立川市役所新庁舎(立川市泉町)内の「Cafe はぁもにぃ♪」が、間もなくオープン1カ月を迎える。

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 同店は立川市社会福祉協議会が運営。「立川市内の知的・身体障害者施設で構成されている立川市福祉施設交流連絡会が、新庁舎建設の準備段階から障害者が働ける場の設置を市議会に請願し、2006年に採択されオープンに至った」と同協議会の倉品さん。席数は20席。現在はスタッフ3人と障害者3人が協働で運営している。

 ドリンクメニューは、トアルコトラジャ豆を使用したコーヒーをはじめ、紅茶やハーブティーなどを用意(ドリンク類はすべて250円)。そのほか、カレーライス(500円)、ビーフシチュー(700円)、ハッシュドビーフ(550円)などフードメニューも充実させた。「特に人気なのは立川野菜を使ったスープ(200円)。カレーライスやビーフシチューに付いている野菜やピクルスにも立川産の野菜を使っており、これを目当てにリピーターになっている人も多い」と話す。

 「市役所の職員の方だけでなく、市役所を訪れる市民の方や近隣の方に多く集まっていただきたい」と倉品さん。「カフェは市民の方々と障害者が触れ合い、コミュニティーを形成できる場として活用できるので、将来的には障害がある方の一般就労を目指す場所として機能させたいと考えている」とも。

 営業時間は10時~16時(ラストオーダー15時40分)。定休日は市役所の閉庁日。

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