ひの社会教育センター(日野市多摩平4、TEL 042-582-3136)は6月19日、体験活動指導者を対象としたリスクマネジメントセミナーを開催する。
同センターは日野市と社会教育協会が運営し、40年以上日野市を拠点に活動を行っている。幼児や高齢者の体操教室、生涯学習講座、青少年のアウトドア活動など100を超える講座を展開する。
今回は、プラムネットアウトドア共育事業部統括リーダーで冒険教育インストラクターの渡辺直史さんを講師に招き、リスクの捉え方をはじめとする理論的な机上講習に加え、実際に「リスクを発見」し、「発見したリスクを分類」し、「指導者間でシェア(共有)する」作業を体験する実習を行う。
「今回のセミナーは、日頃から子どもらに対して屋内外での体験活動を提供する指導者の方が、体験による学びと隣り合わせにあるリスクを適切に把握し、処理することで、安心・安全で学びの多い活動が提供できることを目的としている。冒険教育や海外キャンプの経験から生み出された、よりアクティブで冒険的な活動からのリスクへの対処方法におけるノウハウを、幅広い体験活動で活用できるリスクマネジメントへとデザインされた講座となっている」と話すのは同センター担当の寺田さん。
「参加費は決して安価ではないが、数々の実践をベースに構成されている講座内容なので十分にその価値があると考えている。学校の教職員や幼稚園の先生、保育士さんをはじめ、児童館、学童の指導員の方、子育て中の保護者の方など、お子さんと関わる方々に参加いただき、リスクマネジメントのノウハウをシェアしていきたい。日野市以外の方にもぜひ参加していただきたい」とも。
開講時間は10時~17時。定員30人(要予約)。参加費4,500円。申し込み方法はホームページで確認できる。