昭和記念公園（立川市緑町、TEL 042-528-1867）で10月6日、7日の2日間、「立川手づくり展｣が開催される。

　同展は「まち全体が美術館｣をテーマに、市民が中心となって1998年から開催されてきた、｢立川国際芸術祭｣の関連イベント「たちかわアートマーケット｣が、2006年に改称したもの。作品を通して作家と市民が交流し、文化の香りのする街づくりをするのが狙い。開催時期は不定期で、年数回の開催を予定している。

　出店する本人のオリジナル作品の発表・販売を目的とし、売買に対する自己責任を負うことができれば、誰でも参加することができる。今回の出店は28店舗で、同園内「みんなの原っぱ｣にテントを張る。9月11日現在、アクセサリー、木工、陶芸などの分野で出展を予定しているという。当日は、アジアンフードなどが楽しめる｢エスニックフードカー｣が出店するほか、アカペラやロックのコンサートなども行われる。

　同展実行委員会では｢イベントの名称を変えたのは、アートを市民の皆さんにもっと身近に感じてもらうため。当日は、同公園では恒例の『コスモス祭り』が開催されているので、花を楽しむ気分で気軽にアートとふれあい、1日中たっぷり楽しんでほしい｣と話している。

　開催時間は10時～16時。雨天中止。出店申し込み締め切りは9月20日。申し込み先は、たちかわアートマーケット実行委員会（tachikawa@mbe.nifty.com）まで。