東京にしがわ大学は8月13日、団地型ソーシャルシェアハウス「りえんと多摩平」(日野市多摩平3)で「東京にしがわシェアハウスミーテイング」と題した授業を開く。
りえんと多摩平は、かつて多摩平団地が存在していた場所にあり、UR都市機構による「住棟ルネッサンス事業」の一環として50年の時を経て再生された「団地型シェアハウス」。現在、首都大学東京に通う岩阪英将さん、デザインや地域活性活動を行う加藤陽介さん、リヤカーブックス店長の木村貴則さん、建築家・映像作家・文筆家の松原独歩さん、地域コーディネーターの宮川清美さんが「住まいながらシェアハウスを編集するエディター」として同ハウスに期間限定で居住。同ハウスで企画したイベントや日々の生活を約3カ月にわたってブログやツイッターで発信している。今回の授業の講師も担当する。
今回の授業のテーマは「『シェア』を通じて、人と人のつながりやコミュニケーションの変化、新しい豊かさの感覚について考える」。当日は、「りえんと多摩平」やエディタープロジェクトの実績紹介のほか、東京にしがわのキャンパス全体をシェアハウスに見立て、地域のつながりコミュニティーを生み出すためのアイデアを発表共有する。
広報担当の古川さんは「りえんと多摩平に関心のある方はもちろん、シェアハウス、リノベーション、団地、地域、コミュニティー、などのキーワードに関心のある方にぜひ参加していただきたい。一日だけのプチエディター体験を楽しんでいただければ」と話す。
開催時間14時~17時。定員15人(応募者多数の場合、抽選)。参加無料。