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紀ノ国屋国立店、地域産品の販路開拓を支援-全国16事業者の食品を展開

紀ノ国屋国立店の食品売り場の一角にコーナーが設けられている。

紀ノ国屋国立店の食品売り場の一角にコーナーが設けられている。

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 紀ノ国屋国立店(国立市中1)食品売り場の一角に10月14日、「地域産品販路開拓機会提供支援事業『SOCO COCO(ソコココ)』」を展開するコーナーが設置された。

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 同事業の主催は経済産業省中小企業庁。一昨年度から首都圏の百貨店などの販売スペースを活用し、地域産品の販路開拓を支援する事業。大規模小売店などに出品する際の商流体験を通じてノウハウを蓄積し、中小企業者自身が自力で販路開拓できるように支援するもの。

今年7月から12月にかけて計4回、地域産品を取り扱っている中小企業者を募集。これまでに、日本各地のさまざまな業種の計500を超える事業者からの応募があり、審査会・選定会を経て順次、首都圏の百貨店や高級スーパー、駅ナカ、専門店16店舗の販売スペースで地域産品の販売を行う。

 紀ノ国屋は同事業の実施意義や目的に賛同し、昨年の渋谷店、立川店、鎌倉店に続き、今年は国立店が参加。今回は、同事業選定会で選ばれた中小企業の中から、同店担当者が選定した、あぶくま食品(福島県)の「若桃の甘露煮」、ヤマト醤油味噌(石川県)の「金沢・カレー味噌」、センナリ(広島県)の「広島じゃけんお好みソース」、ウエハラ(長崎県)の「あおさ」など16事業者の食品を展開する。

 「店頭に商品を陳列してから10日余りだが、お客さまからは『安心して食べられる商品ばかりでうれしい』『また買いに来たい』などの声を頂いており好評」と同店担当者。「価格は少し割高だが、こだわりの商品ばかり。皆さんにご利用いただきたい」とも。

 年内の販売は11月16日まで。来年1月10日~2月29日も展開する。営業時間は9時30分~20時。

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