ブック&カフェ「国立本店」(国立市中1、TEL 042-575-9428)が10月3日、リニューアルオープンする。
2006年6月にオープンした国立本店は、国立にゆかりのある建築家やデザイナーらが活動する「国立デザインセンター」が主催運営する。建築やデザインの古本を販売し、カフェとしても運営するほか、展覧会やトーク、ワークショップの会場としても開放している。
今回のリニューアルは、「これまで以上に展覧会用のスペースを確保し、より多くの人々にスペースを開放することが目的」(三星店長)という。緑一色だった店内に白い壁を作ったことも今回のリニューアルポイントの一つで、改装作業にはスタッフ自身も加わった。
リニューアルオープンを記念して10月3日~29日、建築家の笹敦さんが「記憶の本展1 笹敦展『ケンチクの記憶』」を開催する。同展では、代表作や今後発表予定の「素材」「歴史」「社会」をテーマとした3作品を紹介する。
三星店長は「今回のリニューアルをきっかけに、地域のデザイン関連の店舗などと連携をとることも考えている。また、営業時間帯も夜間から昼間に変更する予定なので、今まで以上に地域の方々に親しんでいただけるのでは」と話している。
リニューアル後の営業時間は12時~17時。