国立市内各所で11月23日から、「くにたちイタリアフェア」が開催される。
「今回の企画を開催するきっかけとなったのは、イタリア人のイラストレーターであるフィリップ・ジョルダーノさんが市内に住んでいて、知り合いになったことがきっかけ」と話すのは、同フェア実行委員会の田中さん。
フィリップさんはヨーロッパで注目の若手イラストレーター。2010年「ボローニャ国際絵本原画展」SM出版賞第1回受賞者。「くにたちヴィラージュボージョレ2011」オリジナルラベルを描画。国立・府中の市境に1年間滞在中。
期間中、エソラホール(国立市中1)で絵画展「森の精霊たち フィリップ・ジョルダーノの世界」を開くほか、イタリアに関する講演企画、イタリア各地に植樹された国立の桜の報告などを行う。併せて、飲食店をはじめとした市内16店舗でもイタリアに関連したメニューや商品を展開。27日には一橋大学兼松講堂(中2)でバロックオペラ「ポッペアの戴冠」も演奏される。
「『アートと食』をキーワードに地域ぐるみでフェアを展開するのは国立では初めての試み。国立で、ぜひイタリアを体感していただきたい」と田中さん。
各企画、参加店舗などの詳細は「国立歩記」ホームページで確認できる。今月27日まで。