オリオン書房ノルテ店(立川市曙町2、TEL042-522-1231)で12月18日、「文化系のためのヒップホップ入門」(アルテスパブリッシング)の刊行を記念したトークイベントが開催される。
同書の著者は長谷川町蔵さんと大和田俊之さん。長谷川さんは1968(昭和43)年生まれ。町田市で生まれ育ち、1990年代末からライター活動を開始。映画、音楽、文学からゴシップまで、クロスオーバーなジャンルで活躍を続けている。大和田さんは1970(昭和45)年生まれ。慶応義塾大学准教授、文学博士。専門はアメリカ文学とポピュラー音楽研究。今年「アメリカ音楽史─ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで」(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞を受賞した。
同書は、ヒップホップの誕生から現在までを長谷川さんと大和田さんの対談形式で展開し、ヒップホップのどこをどう聴けば楽しめるのかを伝授する入門書。当日は、「bmr(ブラック・ミュージック・レビュー)」編集長の丸屋九兵衛さんをゲストに迎え、3人によるトークイベントを展開する。
同店担当の堤さんは「この本のように軽妙なトークが展開されるまたとない機会。ぜひ足を運んでいただきたい」と話す。
16時開演。入場料500円。事前予約制。店頭または電話で予約を受け付けている。