立川文化芸術のまちづくり協議会(立川市錦町3、TEL042-526-1312）は来年2月から、「コンサートマネジメント講座」を開講する。

　市民の文化芸術活動の支援するさまざまな事業を行っている同協議会。「今回の講座では、多様な市民文化活動をつなぎ、育て、担い、すそ野を広げるための人材として、レセプショニストとなる方を育てたいと考えている」と話すのは、同協議会を運営する立川市地域文化振興財団地域文化振興係の小林さん。

　全4回の講座では、同協議会企画運営委員長で日本オペラ振興会や日本演奏連盟の会員でもある中村聰さんを講師に招く。舞台に関する基本的な知識、音楽会を企画する上で必要なスケジュールやマネジメントの必要性などを学び、立川市市民会館大ホールでのオペラ公演を通して、入場整理、入場券もぎりや客席案内、場内放送、出演者への接遇などの知識を学び、実際のレセプショニストになるための実習を行う。併せて、オーケストラや室内楽、吹奏楽などのさまざまな演奏についても学ぶ。

　同講座修了後は、立川市市民会館等でのレセプショニストとして登録される。「舞台の表と裏の両方の楽しさや素晴らしさを学ぶ機会となる。ぜひ参加していただきたい」と小林さん。

　スケジュールは2月14日19時～、28日19時～、3月10日15時30分～、13日19時～の全4回（3回以上の受講が必要）。対象は高校生以上（地域は問わない）。受講無料。定員は50人。申し込み方法はホームページで確認できる。申し込み締め切りは来年1月31日。