広域立川圏でソメイヨシノ開花-台風並みの暴風雨にも負けず

国立さくら通りもまだつぼみが多い

国立さくら通りもまだつぼみが多い

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 広域立川圏の各所で今週、ソメイヨシノなどの品種が開花した。

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 今年は、寒さが長引いたことでソメイヨシノの花芽の生育が遅れ、例年より5日ほど開花が遅れていた。

 国立駅前の大学通りの桜は昨年、台風15号による暴風でソメイヨシノが真っ二つに裂けるなどの被害を受けた。4月3日に日本列島を襲った台風並みの低気圧の影響も心配されたが、大きな被害はなかった模様。

 開花はまだわずかだが、早くも花見をするグループも。「桜はまだ咲き始めだが、ピンク色のつぼみで並木道がほんのり色づいて見えるのもまたきれい」と話すのは、大学通りを散歩していた国立駅近くに住む岡田さん。写真撮影をしていた高橋さんは「いつもバスで通るので途中下車してみた。まだ開花が少なくて残念」と話す。

 園内に2000本の桜の木がある昭和記念公園(立川市緑町)の担当者によると、「ソメイヨシノは開花し始めたところ。見頃は来週の半ばごろになりそう」という。

 週末は広域立川圏各所で桜に関連したイベントも予定されている。6日からは小金井公園(小金井市関野町)で「小金井桜まつり」(8日まで)が開催されるほか、7日・8日には谷保第三公園(国立市富士見台)で「くにたちさくらフェスティバル」、8日には武蔵国分寺境内(国分寺市西元町)を中心に「万葉花まつり」などが開かれる。

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