「ゴミをつくらないきれいな地球」をテーマにしたイベント「環境フェスタくにたち」が10月13日、国立市役所周辺で開催される。1999年より開催されている同イベントは、今年で9回目。毎年2,000~3,000人が参加している。
同イベントは「ゴミの減量」をメーンテーマに毎年開催しているが、今年は「考えよう!私たちの“R”」をサブテーマに設け、3R(Reduce=発生抑制、Reuse=再使用、Recycle=再生利用)を意識したイベントを開催する。そのため、会場内で発生したゴミは可燃ゴミ7種類、不燃ゴミ5種類、資源ゴミ7種類に分類され、できる限りゴミを出さないように努める。
屋内会場では、会場に資源回収コーナーを設け、牛乳パックや新聞紙を回収しトイレットペーパーと交換可。谷保名物の「煮だんご」などがふるまわれる毎年好評の「環境グルメコーナー」で使用する容器なども再生可能なものを使用する。オリジナル買い物袋を作るコーナーもある。
屋外会場では、親子で楽しめる「木材トントンコーナー」を用意。市内の建築業者から木の廃材を集め、それを使用した木材の自由工作が楽しめる。そのほかにもリサイクル家具や自転車の販売、フリーマーケットも行われる。フィナーレには、国立第二小学校の児童がソーラン節を、国立第五小学校の児童らが八木節を披露する。
同イベント主催者は「環境問題と聞くと難しく抵抗感を抱く方も多いと思うが、環境フェスタは楽しく環境問題に触れていただけるイベントとなっている。小さいうちから環境について考えられる子どもたちを育てていきたいので、特にご家族で参加していただければ」と話している。
開催時間は10時~15時(雨天決行)。会場は国立市役所、くにたち市民芸術小ホール、谷保第四公園(すべて国立市富士見台2)。