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立川でチャリティー・ミュージック・ファッションショー、和紙で作った服も披露

書道家優葉さんが「Comme l'eau qui court(流れる水の如く)」というフランス語を書いた和紙。ファッションショーでは服になって登場する。

書道家優葉さんが「Comme l'eau qui court(流れる水の如く)」というフランス語を書いた和紙。ファッションショーでは服になって登場する。

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 立川の大型商業施設「アレアレア2」(立川市柴崎町3)で6月3日、「Cobushi Project in アレアレア saiwaiチャリティーmusicファッションショー」が開かれる。

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 主催は震災被災者を支援する会「Cobushi Project」。「顔の見える支援」を目指す同会は、オリジナル支援グッズの制作・販売や支援イベントを展開し、「立川・東日本大震災避難者を支援する会」を通して立川市・大山団地に避難する被災者へ収益金を寄付するなど、チャリティー活動を行ってきた。

 同会主催のチャリティーイベントは今回で4回目。「地元・立川を盛り上げつつ、立川がより文化的な街になってほしいという思いから今回のイベントを企画した」と話すのは同会の押切千枝さん。

 第1部はフランス・NY・アブダビに在住した国際派シンガー紫(ゆかり)さんのシャンソンライブ、第2部のファッションショーでは、立川出身の姉妹ユニット「saiwai」の押切姉妹が製作した服25点を披露するほか、第3部ではサックス・フルート奏者miwakoさんとボーカル清水方代(まさよ)さんのジャズライブを予定する。会場では手作り作家らが提供するチャリティーグッズも販売する。

 ファッションショーでは、和紙で作った洋服2点も登場。立川の和紙専門店「紙匠 雅(みやび)」(柴崎町2)の和紙に書道家の優葉さんが書を書き、押切姉妹が洋服に仕立てたもの。「作品作りは自分との対話のみになりがちだが、この作品は『雅』さんの和紙と優葉さんの書に加えて、服を着る紫さんやヘアメークを担当するヒューマンアカデミー立川校の皆さんとコミュニケーションを重ねながら作り上げることが楽しかった」と押切さん。

 「子どもからお年寄りまであらゆる世代の方に楽しんでいただけると思う。出入り自由のオープンスペースなので、気軽にのぞきにきてほしい。『無理なく楽しく末長く』が私たちのモットー。これからも継続的に支援していきたい」とも。

 開催時間は、第1部=15時10分~、第2部=15時30分~、第3部=16時~。入場無料。収益は全額「立川・東日本大震災避難者を支援する会」に寄付する。

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