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東京経済大学が被災地へボランティア派遣-110人の職員と学生が参加

被災地での復旧作業の様子

被災地での復旧作業の様子

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 東京経済大学(国分寺市南町1)は8月から9月にかけて、東日本大震災で被害を受けた岩手県陸前高田市と宮城県仙台市若林区にボランティア隊を3回派遣した。

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 震災直後から東北地方でボランティア活動をしていた教職員17人が、昨年7月「東日本大震災復興支援職員有志の会」を結成。学生からもボランティア派遣の問い合わせが寄せられていたことなどを受け、「有志の会」が学生と共に被災地での活動を計画。「有志の会」と学生で結成された派遣隊は、昨年8月から11月にかけ、5回にわたりボランティア活動を行い、留学生も含め延べ150人の学生と職員が参加した。

 今年は8月から9月にかけて3回、ボランティア隊を派遣。合わせて約110人の学生と職員が参加し、水田地帯の農水路の泥出しと補強などの復旧作業を行った。

 派遣隊に参加した同大3年生の望月洋子さんは「テレビで見ていた場所だったが、震災以降手つかずのままの場所も多く、被害の大きさは想像以上だった。個人邸の庭の土を掘り起こして、石やごみなどを取り除く作業では、おそらく別の場所から流されてきたであろう筆箱などが出てきて、大切にしていたものを今も探している人や、使えない人がいると思うと何とも言えない気持ちになった」と振り返る。「ボランティアの人数が減っていると聞いたことや、思い残すこともあるので、東北にまた行きたいと思っている」とも。

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