国立の「靴の一歩堂」(国立市東1、TEL 042-569-7192)など7店が12月22日~25日、正装で客を迎える「国立は紳士淑女のクリスマス!」を行う。
企画を呼び掛けたのは同店店主の川井さん。「クリスマスになると、あちこちにサンタさんが登場して街を盛り上げるが、街行く人たちは食傷気味ではないか。国立はマダムの街と言われている。そこで発想を転換し、この街に合っているのはタキシードなどの正装であると考えた。昨年タキシードで営業したところ、お客さまに大受けし、売り上げが上がったのはもちろん、提供したワインが酒屋さんで売り切れた」と話す。
今年は同店に、「Yume×Time Cafe」「美容室undine」「BAR GEMSTONE」「ワインショップカワシマ」「竹村園芸」「和歌山ぎょうざ タベヨシ」を加えた7店が正装での営業を予定している。「正装と言ってもお金をかけるわけではない。男性ならば誰でも持っている礼服に、ちょうネクタイを着けるだけ。さらに、100均で買ったバラの花を襟に挿したら、誰も線香の香りがする礼服とは思わない」と川井さん。
「非日常をお客さまに提供することで、クリスマスの気分を楽しんでいただければ」と来街を呼び掛ける。