国立の「はたらく美術大学」が5月11日から、「赤い三角屋根のリヤカー屋台をつくるワークショップ」を開催する。
同大学は昨年、地域や社会の課題をクリエーティブの力で解決するため、クリエーターをはじめとする創造的な市民のコミュニティーを育み、チームによる実践活動を生み出すことを目的に設立された「まちの仕事と生活を楽しくする人たちが集まる『まなび場』」。主催・運営は国立市NPO育成支援事業協議会。
今回のワークショップは、一級建築士の原田勉さん、DIY研究家の丸林美穂さん、多摩信用金庫価値創造事業部の長島剛さんらをゲストに迎え、参加者がリヤカー屋台を共同制作する体験型プログラム。制作を通して新しい出会いやつながりを得られるほか、リヤカー屋台をさまざまなグループと共有し、オリジナル商品・アート作品などの販売や地産地消のスモールビジネス、地域の情報発信・観光案内・寄付活動などの地域活性化に活用する「リヤカーシェアリング」としての運用を目指す。
「制作した商品や作品を販売する『場」や街を楽しくする活動をするための『場」をつくりたいと思い企画した。DIYやものづくりが好きな方、スモールビジネスに興味のある方、身近な暮らしを楽しくしたい方にぜひ参加いただければ」と同協議会メンバー・CESAくにたち事務局長の間瀬英一郎さん。
日程は5月11日・18日・25日、6月1日の全4回。開催時間は15時~17時30分。費用は3,000円で定員15人。申し込み多数の場合は抽選。申し込みはメールで申し込む。開催場所など詳細はホームページで確認できる。申し込み締め切りは4月28日。