「東京にしがわ大学」は現在、「キャンパスツアー2013」を多摩地区30市町村で1カ月にわたり開催している。
「東京にしがわ大学(にわ大)」は学校法人の大学ではなく、多摩全域をキャンパスに、誰もが参加できる「学びでつながるコミュニティー」を支援するネットワーク。
2010年より、参加者が多摩地区の市町村に出向き、魅力的な「場所」を探して来る「オープンキャンパス『教室をさがせ!』」を開催してきた。今回は趣向を変え、30市町村それぞれに縁のある職員らが、テーマを考えツアーを企画。「友達を案内する気分」で、一緒に街歩きする。
広域立川圏で開催されるものは、東大和市では平日しか休めない人向けに「平日企画、多摩湖サイクリング」(5月17日)、東村山市は「都内西側唯一の国宝建造物を見る」ツアー(同19日)、国分寺市は「有名カフェめぐり」(24日)。立川市は駅西側の警察署・自衛隊などのビル群を、役割を確認しながら散策する「いつもクルマで通り過ぎる道を、歩いて国家機密をさぐる」がテーマのツアー(25日)。
「学生登録しなくても参加できるイベントなので、にわ大に興味はあったが、参加したことがない方も気楽な気持ちで楽しんでいただける。この機会に『にわ大』体験をしていただければ」とにわ大の古川さん。
参加無料(飲食代、交通費などは実費負担)。各ツアーの詳細、申し込み方法はホームページで確認できる。